Archives: 制度会計

見積もりへの提案

2015年9月12日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 制度会計.

会計で報告される業績のうち、市場取引によって決まった価格で報告されるものよりも、いわゆる「経営者の見積もり」という要素が業績に大きな影響を与えている。 企業買収で生じた暖簾についえは買収先の会社の今後の業績見込みが大きく • Read More »

損益計算書無用論

2009年8月6日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 制度会計.

時価会計とか時価主義とか(本来は両者は異なるものだが)言われて久しいが、その特徴は純資産の額を重視する点に現れる。貸借対照表項目が時価を示すことの正当性は、その計上項目自体の時価を示すこと(手段)以上に、ある時点での時価 • Read More »

会計基準よ、原点に帰れ

2009年7月26日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 制度会計.

IFRSを検討しているIASBが7月14日に発表した素案によると、有価証券の評価基準を「償却原価法(減損テスト含む)」と「公正価値法」の2区分に簡素化することを検討しているらしい。

内部統制とIFRS

2009年6月27日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 制度会計.

株主総会のピークも過ぎ、各社の有価証券報告書と内部統制報告書が一斉に提出されている。なかでも、内部統制報告書は初年度ということもあって、いろいろな意味で注目されている。 内部統制報告書で「重要な欠陥」として開示されている • Read More »

少数株主持分

2009年6月14日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 制度会計.

少数株主持分は純資産の部に株主資本とは別に表示されることになっている。すなわち、連結財務諸表を作成する会社が支配している会社(子会社)の純資産を、支配獲得後に得た持分とそれ以外とに区分し、後者を少数株主持分として表示して • Read More »

IFRS導入への期待と不安

2009年3月29日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 制度会計.

2月に金融庁がIFRS導入に向けてのロードマップを示してから、日本ではほぼIFRSの導入は事実上容認された感がある。むしろ導入時期を何時にするかという次元に話が進んでいると言っても過言ではない。 言語が異なれば通訳が必要 • Read More »