似たような言葉で区別が難しいものの中には、よくよく考えると、かなり曖昧な使い方をしている言葉がある。 その典型が、プロフェッショナルprofessional、スペシャリストspecialist、エキスパートexpertの • Read More »
Archives: 監査と監査人
監査における信頼
2010年6月2日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 監査と監査人.監査とは決算に対する信頼を形にして表現するものだということはよく言われるが、その基本は経営者の誠実性を基礎にしている。 経営者の誠実性は監査証拠の信頼性の基礎となる。監査証拠の信頼性が高く十分な証拠が得られれば監査人は監 • Read More »
会計士制度崩壊
2010年5月2日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 監査と監査人.些か過激なタイトルだが、あながち冗談でもない。 IFRSで会計基準が世界共通となることと併行して、ISAで監査制度が統一化(いわゆるクラリティ)が進んでいる。企業業績の測定表現方法である会計が一元化されれば、それを監査す • Read More »
草枕
2009年11月15日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 監査と監査人.調書を見ながらこう考えた。 智に働けば角か立つ。 情に棹差せば流される。 意地を通せば窮屈だ。 とかく監査はやり難い。 ・・・・とは言っていられない時代である。
専門家の限界
2009年9月25日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 監査と監査人.最近、監査調書について妙に細かいところに気を使わなければならなくなっている。 たとえば、売掛金残高の実証をするのに、特定項目を抽出してテストを行ったら、抽出しなかった項目がなぜ問題がないかについてきちんとドキュメントしな • Read More »
専門家の関与
2009年8月13日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 監査と監査人.監査においては、複雑多岐にわたる取引の背景にある法制度や仕組を理解しなければ、会計処理の適正性を判断しにくい事例は多くある。そういった場合には、その道の専門家の判断を仰ぎ監査意見形成の際に参考にすることがある。例えば、計 • Read More »
職業的懐疑心は如何にして伝承するか
2008年11月27日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 監査と監査人.監査基準の一般基準(三)に曰く、「監査人は、職業的専門家としての正当な注意を払い、懐疑心を保持して監査を行わなければならない。」とある。一般に「職業的懐疑心」(professional skepticism)と言われる概 • Read More »