ついに政府が動き出したか。
本当なら、民間で進めてほしかったこの企画。
電子レシートとは単に電子データとしてレジの紙を受け取ることとは違う。
取引の記録がネットの世界で自己完結で処理されるということを意味する。
すなわち、現金や電子マネーで支払って領収書をもらい、それを判断して会社の経費にしたりするなどの一連の行為が購買時に確定しあとは電子データがぐるっと回っていくという仕組みになる。
当然、そのデータは集められてビッグデータとして解析の対象とされるが、領収書を前提にした処理が電子的に完結するという仕組みは、往年の経理実務に少なからず影響を与えるだろう。