Archives: 会計原理

恩師亡くなる

2014年6月22日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 会計原理.

つい先日、仕事で大変にお世話になった大恩人の森田松太郎先生が亡くなり気持ちが塞いでいるところに、今度は学生時代に会計学を教わり、卒業後も何かとご指導を仰いだ大恩師森田哲彌先生の訃報(2014年6月8日享年84歳)である。 • Read More »

会計のパラダイム

2010年11月19日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 会計原理.

日本経済新聞(2010年11月18日)の「経済教室」で一橋大学の藤川佳則准教授が「サービスサイエンス」という学問領域に関する興味深い論文を掲載している。 サービスサイエンスは、従来、「勘と経験」に基づいて提供されると考え • Read More »

業績回復期の税効果

2007年11月4日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 会計原理.

「過年度に未計上であった繰延税金資産の回収見込額を見直した結果、第21項の判断要件を満たすことになった場合には、回収されると見込まれる金額まで新たに繰延税金資産を計上する」こととなっている(個別財務諸表における税効果会計に関する実務指針-日本公認会計士協会会計制度委員会報告第10号-平成10年12月…

厳格な会計基準

2007年7月1日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 会計原理.

最近の会計処理基準はやたらと細かいという批判をよく耳にする。 会計が企業業績の測定という使命を負っている以上、正確な測定を目指すのは宿命的なところもあるが、ただ正確と言っても所詮は数字の用途によって求める精度は異なってくる。

継続企業の前提に係る注記

2007年7月1日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 会計原理.

会計公準と言われるものがある。 1.貨幣数値 2.企業実体 3.継続企業 これらは、企業会計原則を元とする会計制度の大前提となっていることで、会計の教科書を紐解けば必ず冒頭辺りで説明されている概念だ。 貨幣数値公準は企業活動を金額単位で表現しましょうということで、販売数量とか従業員数などは会計情報の…

借方と貸方

2007年5月19日 | By 縄田 直治 | No Comments | Filed in: 会計原理.

複式簿記を習うときに初めて知る用語が、借方と貸方。どうして分かりやすく「左」「右」と言わないのだろうと思ったものだ。 大福帳が常識の日本に、文明開化とともに複式簿記が紹介された。「帳合之法」を著したのはあの福澤諭吉であり、たぶん借方・貸方も福澤先生の翻訳によるものだろう。 英語ではdebtor(=債…