結局足りないもの

2016年11月3日 | By 縄田 直治 | Filed in: 統計.

統計解析ツールとして定評のあるRを学び始めて4年目になる。

もともと手で計算するのが苦手なので、こういうツールがあると統計への敷居が一気に下がり、勉強する気にさせるだけの効果がある。

ただ最近になってなんとなく物足りなさというか自分の伸び悩みに気が付いてきた。それはこれまではある種のRのとっつきにくさだと思っていたが、どうやら違うらしい。

結局は統計ツールは統計知見がある人が使わなければ、計算や綺麗なグラフが自動処理されたとしても、本来の使い方はできない。つまり、自分の物足りなさはRではなく自分自身の統計知見の不足にあった。

一方、機械学習の本などは全く訳が分からないまま、数式を読み飛ばしていたのだが、最近、少しは読み解いてみようという気持ちになってきている。つまり、数式-アルゴリズム-コーディングの3つがニューロンのように繋がり始めたのかもしれない。
さらに、仕事の目的と統計の方法論(クラスタリングなど)の適用可能性もうっすらと見え始めている。いわば、Rが統計の方法論の世界とコーディングとをつなげてくれているおかげで、仕事の目的~数式の一連が自分の頭の中で繋がろうとしている。

もう少し体力と集中力がほしい。やはり勉強は若いうちにすべきである。

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