ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

2016年12月25日 | By 縄田 直治 | Filed in: 統計.

2016年12月25日読了

人工知能(AI)というやや詐欺まがいの言葉が蔓延る中で、その技術の核となる部分にDeep Learningがある。しかしその実態は素人にはまったく不明であり、AIもDLも本当にこの世に存在するものなのかという疑念すら湧いてくる。

本書はそういう疑念に対して、データの変数(特徴量)の重みづけ計算による解の算出という点を実際のロジックとプログラムによってわかりやすく説明してくれるので、多少は分かった気にさせてくれる。特に、誤差順伝搬法、誤差逆伝搬法についての説明は懇切丁寧であり、数学が苦手な人でもわかりやすく説いてある。

但し、これをもって深層学習やAIが実践できるかというと、そうではない。実際の世界で実際のデータを使っていろいろな方法論が試されている世界である。データと環境とを整えて実践的に望みたい人には良書だが、会計士にそれが必要かどうかという点に関しては、少なくともAIに仕事を奪われると言われていることの意味について考えるきっかけにはなるだろう。


Tags: ,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

超難解計算問題 *