統計ツールや機械学習について私自身がどのように学んでいるのか時折尋ねられることがあります。勉強の仕方については人により過去に学んだことや自分に合った方法は全く異なるので、参考になるかどうかはわかりませんが、私はmoocと呼ばれるオンライン学習(mooc: massive open online courses)をよく使います。
私の場合、本を読んで理解するというのが苦手で、要点を掻い摘んで読むのではなく最初から順番に読むタイプなので、文献学習はとても時間がかかります。一方、講義や議論による勉強は肌に合うのかまったく苦痛を感じません。中高校生の時の英語の勉強は、NHKラジオ講座でしたし、大学受験も旺文社のラジオ講座(大学式典序曲が懐かしいですね)でした。
オンライン学習で日本で伝統あるのは放送大学ですが、NTTドコモが提供するgaccoはインタネット上の学習環境として注目されています。
さらに、世界に目を向けると、HarvardやStanfordなどの有名大学が、かなり内容の充実したレクチャをインタネットで無償提供しています。「え、こんなすごい先生が教えているの?」というレクチャもありますよ。
– edX
– Coursera
– gacco
などを検索してみてください。興味深いコースが必ず見つかるはずです。
この他に、ITツール(RとかPythonなど)の学習に関しては、DataCampがおすすめです。
2016夏に、最ももがき、最も楽しんだコースは、Courseraで提供されている、「Machine Leraning, Andrew Ng, Standfor Univ.」です。私の年齢で、世界が広がる体験をすることはなかなか難しいのですが、Prof. Andrew Ngは明らかに私の脳みそをストレッチしてくれました。
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