12月26日にITCのケース研修が無事に終了。
翌日27日に宿題のレポートも提出したので、残務なし。
思えば、7月1日にITC説明会なるものに参加して資格そのものよりも資格が想定している経営者への助言者としての役割に興味を持った。
受験者のための講習会に数回出席し、9月1日にWBTで受験して合格。
ついで、11月からケース研修が6日。
このケース研修は、とある架空の会社を使って実際にITCとしての業務を疑似体験するというもので、1チーム5人程度で議論しながら戦略構想などをまとめ、プレゼンするという形をとる。
チームにはベンダーや独立系コンサルタント、IT機器のセールスしている人まで、老若男女そろっており、過不足なし。私の場合は3チームあったが、それぞれに個性派がいて、いい味が出ている。
チームでのディスカションは色々なバックグラウンドから色々な意見が出て面白かったし、経験値の違いが役割の違いを生んで、一つの結果をもたらしていることも実感。即興のチームでも何らかの役割分担ができれば、いい仕事ができる。
自分自身は、若い人たちがどういうところで引っかかり、どういう発想をするのかとか、どう説明すれば分かるかといったところで勉強になった。もっぱら傾聴役に徹しなるべく意見を出してもらい、最後に「こうしたら」という形で自分の意見を出すようにした。
監査という仕事がこういう場所で大いに役立つことが分かったし、逆にそのスキルが実際の業務ではほとんど活用されていないことも反省。
すばらしい仲間に出会えたことに感謝するだけでなく、今後の自分の人生や仕事を考えるためにとてもよい勉強をした半年間だった。
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